STORY

ニューイングランドの平和でのんびりとした田舎街・イーストウィック。
そこに、バツイチの彫刻家・アレクサンドラ(一路真輝)、
最近、夫から離婚状を送られてきた音楽教師・ジェーン(涼風真世)、
そして、新聞記者・スーキー(森公美子)が住んでいる。

性的なフラストレーションがたまっている熟女三人は、会えば酒を飲み、男の話ばかりしている。すっかり枯れてしまった三人組。
「男なんてもう懲り懲り…」そう言いながらも、いつか白馬に乗った王子さまが現れないかと夢を見る。
そんな三人の前に、突然の落雷とともにダリル(陣内孝則)という男が現れた。イーストウィックに豪邸を買って住みついたダリルは、魔術的魅力で彼女たちを誘惑すると、三人は魔法のように恋に落ちる。
そしてダリルの豪邸で三人それぞれが、自分の殻を破り"恋をする"魅力的な女性へと変貌していくのだった。
そうして三人には、不思議な力が宿り始める。
町内の公序良俗を説き何かと口うるさい、地方新聞社オーナーのフェリシアはこんな四人を苦々しく思う。そして噂好きな町内の人々の問でも四人のことで話はもちきり。
こんな状態にうんざりしている三人に、ダリルは彼女たちの魔法を使ってフェリシア、そして彼女の夫クライドまでも殺してしまう。
彼らの死に疑問を持った三人は、ダリルから、それぞれ逃れようとする。執拗に彼女たちを追い回すダリルに対して、ついに、三人の魔女たちの反乱が始まる…。