インタビュー
●DVDを発売されるそうですが、今回のショーとシンクロしている部分はあるのですか
TETSUYA いや、してないですね。基本的に振付ビデオの部分が大きいのですが、オープニングとエンディングは僕らがそれぞれにカッコ良く踊るものを創って、――スタジオを借りて撮ったんですけれど――本編の方は、昭和の名曲と言われているものを自分たちなりに5曲ほど選んで、それを自分たちなりの振り付けをして、それを皆さんに踊って貰えるようにという意味を含めて、振付ビデオを創ったんです。題名は「THE
PORTABLE SHOW」です。それで、何処でも持ち運べるものにして、宴会なり結婚式なり、色々な所で見ていただいた皆さんが踊っていただけるものを作ろうという事で作ったのが今回のDVDです。
●では今回の舞台を観て、自分たちも踊ってみたいという時に、それが出来ると。
SEIGO そうですね。そうすれば、そのDVDを作った甲斐がありますよ。
●グループ活動以外でも振り付けをしたり、教えたりしてらっしゃるんですよね
TETSU はい
●そのスタジオに行かなくても、自分でレッスンが受けられるんですね
TETSU 色んな角度と言うか、後ろから撮っている画も有るし、それなんかは本当にインストラクターを独り占め状態みたいな感じで、メンバーそれぞれ個性が有ってそれぞれの教え方をしているので、覚えやすい先生も居れば(笑)、何言ってるんだ? という先生も居るし、でも凄く面白いですよ、5曲それぞれ色が違って。
SHIO シュールな感じで出来上がってますね。
MASASHI 「♪津軽海峡冬景色」も有るんで、見て貰えたらと。
●初の全国ツアーでの楽しみや期待はなんでしょうか
TETSU 楽しみですか? 多分BUGsを観るのが初めてという方が多いと思うので、新しいお客さんと会えるのを凄く楽しみにしているし、その土地々々の美味しいものが食べられるのもいいし、ご当地ネタというか、そういうのも入れてみたいと思っているので、その反応も楽しみだし、とにかく新しい人たちとの出会いと言うか、観て貰えるのが一番楽しみですね。
●稽古はいかがですか
TETSU 今回は音を集めるのに結構時間を掛けていて、この後からが大変ですね。
●稽古場のエピソードなどはありますか
IYO-P ここに入っていると、皆ちょっと症候群になっちゃうんですよね。
SEIGO 何症候群?
IYO-P 蛍光灯にやられるんですよ、ここは。
TAKA 一日中缶詰になるじゃないですか。昼から夕方までとか、6時間近くやっていると・・・
TETSU 頭がおかしくなってくるんですよ。
TAKA ここは窓も無いし、密閉されているから、精神的に変なテンションになってしまうというか・・・
SHIO 収容されている感じ、ちょっと隔離されている感じになって(笑)、外の空気を吸わなきゃって・・・
TETSU でも、ここに来ると落ち着くんですよ。
SHIO ホームグランドだから。
TETSU ここを使って・・・グループが4年目?・・・で、3年間使わせて貰っているんですけれど、荷物を置く場所は変わってないですからね。
IYO-P 自分の場所の定位置があります。
SHIO どの場所が誰、って大体決まっているんですよ。
●それだけここに馴染んでいるということですね
SHIO そうですね。凄く愛着があります。
●グループとして今後の活動予定などは
TETSU 今度全国を始めてやらせて貰って、それがいい意味でプロモーション活動になればいいと思っているし、『スーパーダンスバトル』という素晴らしい一つの企画が終わってしまったという事で、僕らは単独でやっている時と、コラボレーションしながらやっている時があるんですけれど、そのひとつの機会がなくなってしまったので、また何か新たにいい企画を自分たちで考えながら、BUGsの存在と共にダンスを広めて行きたいし、活動できる場所は舞台に留まらず、イベントでも小さい事でもコツコツやっていけたらと思います。
とにかく観て貰わないと、――ダンスってどのジャンルでもそうだと思いますけど――観ていただいてというのが特に僕らのグループには有ると思うので、色んな事に――さっきIYO-Pが言っていた楽器が、ではないですけれど――少しづつ、欲張らずに一歩一歩成長しながら、何かのプラスアルファを加えて、グループとして活動していきたいな、と思いますね。
●最後に、全国の皆さんにメッセージをお願いします
IYO-P 今回初めて廻る所も多くて、ウチらも緊張しているんですが、やっぱりBUGSの舞台は観て貰ってナンボだと思うので、是非劇場に足を運んで、ナマでうちらの舞台を楽しんでください。
●全国公演、期待しています。頑張ってください。ありがとうございました。
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