『エニシング・ゴーズ』初日開幕直前会見


左より:田代万里生、すみれ、鹿賀丈史、瀬奈じゅん、保坂知寿、大澄賢也

ご挨拶

瀬奈じゅん
「今日、初日を迎えます。とにかくハチャメチャに楽しい明るいミュージカルなので、皆様にとにかく楽しんでいただけるように、私たち心を込めて演じていきたいと思います。」

鹿賀丈史
「僕は帝劇に出るのは『レ・ミゼラブル』以来なので、そういう意味でも思いの強い劇場ですから、自分のエネルギーを十分出して演じていきたいと思います。」

すみれ
「今回はホープというデビュタントの女性の役を演じさせていただいて、本当にとにかく皆さんで楽しんで、クルーズシップでパーティーをずっとしている感じですので、劇場で観ているお客様も同じく凄くハッピーな時間を過ごせると思うので、是非観に来てください。」

田代万里生
「たくさん素敵なミュージカルはあるんですけれども、歌と踊りと芝居の三拍子揃った作品は最近なかなか無いんじゃないかなと思います。タップシーンもありますし、僕の役のビリーも色々な人に変装したり色々な声色をしたりします。3年ぶりに帝国劇場に出演させて頂くので今からドキドキです(笑)。」

保坂知寿
「稽古場で皆で創ってきたものを、今日初めてお客様の前でこれから演らせて頂く訳ですが、お客様とのやりとりというか、コメディーなので、どんな風になるのかな、と。演ってみないと判らない事がいっぱいなのでドキドキなのですが、それと同時に凄く楽しみでもありますし、私たち楽しく創ってきたものをお客様にもっともっと楽しんで頂けたらと思います。」

大澄賢也
「大好きなブロードウェイミュージカル作品で、前々からもし日本でやる事が有ったら出たいと思っていた作品に出演する事が出来て幸せですし、何よりも鹿賀さん、瀬奈さんを始めとする素晴らしいキャストの皆様と一緒に『エニシング・ゴーズ』を演れるというのもとても興奮しています。是非見にきて頂きたいです。」

 と、それぞれに意気込みを述べたキャストの面々。続いては取材陣との質疑応答が行われます。

●コール・ポーターの音楽や一幕最後のタップなど見どころが多い作品だと思いますが、瀬奈さん・鹿賀さんが考えるこの作品の一番の魅力はどこでしょうか

瀬奈
「本当に全部なんですけども、やはり一番は「♪エニシング・ゴーズ」を皆で歌い踊るところだと思います。アンサンブルの一人一人がとても生き生きして、皆の個性が際立っている場面だと思うので、そういう意味で一番の見どころだと思っています。」

鹿賀
「『エニシング・ゴーズ』というと楽しい明るいミュージカルっていうイメージがありますけれども、演ってみると非常に難しいんですね。その辺がしっかりちゃんと演じられると本当の面白さが出てくるんじゃないかと思っています。1ヶ月ちょっとの稽古でしたけれど、相当のレベルまで来たんじゃないかと思います。期待して頂きたいと思います。」

●瀬奈さんは衣裳変えが多くて10着くらいお召しになるそうですが、衣裳についての印象をお聞かせ下さい

瀬奈
「袖に入っていると着替えていて、カツラも同じくらい変えているので、私自身も楽しませて頂いております。何よりお客様が「こんなリノが出てきた! あ、こんなリノが出てきた!』と楽しんで頂けるように着こなしていきたいと思います。」

●今のネイルは衣裳に合わせた色ですか

瀬奈
「そうです(笑) ポスター撮影の時に用意して下さったネイルチップをちょっと参考にさせていただきました。」

●製作発表の時に、皆さんタップダンスに自信がないと仰っていましたがいかがでしょうか 見どころと併せて教えてください

瀬奈
「かなり上達しました・・・本当かな(笑)。タップシューズに履き替える暇も無く出ていらっしゃる方も居て、タップシューズじゃなくタップを踊っているので、なかなか音とか大変なのですが、とにかく皆で心を一つにやっているので、必ず良い場面になっていると信じています。」

鹿賀
「僕はタップ踊らないんです。踊れないんじゃなくて踊らないんです(笑) そういう役ですから。ですから観ている立場なんですけれど、総勢30数人でのタップは相当迫力が有って、ご覧になるとタップの面白さ、迫力を感じられると思います。」

すみれ
「今回タップは初めてで――バレエとかジャズは小さい頃からやっているんですけれど――本当に稽古が終わって出る前にも皆で練習していたり、先輩の方々に助けて貰って、結構いい感じになってきたと思います。」

田代
「ビリーもムーンフェイス(鹿賀)と同じでタップは無いんですけれど、タップ以外の踊りが、個人的には今まで出た作品の中で一番踊っている役になっているので、ずっと瀬奈さんやすみれさんに練習を付き合って頂きました(笑)」

保坂
「元々出来る方も沢山いらっしゃったけど、そうじゃない方も皆凄く上達して、「力で音を鳴らそうとしないで、力抜くと音出るんですよ」と先生が教えてくださったり、良いことをいっぱい稽古中に聞けました。皆で「わーっ!」とタップを踏むと、これってミュージカルの大きな武器だなと改めて思いながらやっています。」

大澄
「「♪エニシング・ゴーズ」という代表的なタップのナンバーもあるんですが、今回ダンスナンバーが多くて、振付もKAZUMI-BOYさんと佐々木有子さんと僕でやったんですが、僕は万里生くんとのナンバーが多くて、本当に万里生くんがフレッド・アステアのような華麗なリードとダンスを見せてくれます。ご期待下さい。」
(笑いと拍手) 田代「頑張ります!」

●(瀬奈さんに)セーラー服姿はいかがですか 大地真央さんの代表作品ですが、追いつけたとか追い越せたとかはいかがしょう

瀬奈
「追い越そうとも思っていないんですが・・・新しい『エニシング・ゴーズ』が生まれればいいなという事は感じております。セーラー服は高校生以来なんですが、懐かしい感じもあり、皆に「カワイイカワイイ」とおだてられて調子に乗っている次第です(笑)」

●もうすぐ初日の幕が開きますが、最後に瀬奈さんから一言お願いします

瀬奈
「本日初日を迎えます『エニシング・ゴーズ』。皆様是非お越しください。お待ちしております。」

      2011年トニー賞3部門獲得 21世紀版『エニシング・ゴーズ』開幕

ミュージカル
『エニシング・ゴーズ』

 

公演情報

キャスト 瀬奈じゅん
鹿賀丈史
田代万里生、吉野圭吾、大澄賢也
すみれ、玉置成実、保坂知寿  他

スタッフ 作詞・作曲:  コール・ポーター
オリジナル脚本:  P・G・ウドハウス&ガイ・ボルトン、ハワード・リンゼイ&ラッセル・クラウス
新脚本:  ティモシー・クラウス&ジョン・ワイドマン
上演台本・演出: 山田和也

 

東京公演
日程 2013年10月7日(月)〜10月28日(月)
会場 帝国劇場
料金

S席:12,500円 A席:8,000円 B席:4,000円(税込・全席指定)

問い合わせ先 帝国劇場 03-3213-7221

 

大阪公演
日程 2013年11月1日(金)〜11月4日(月)
会場 シアターBRAVA!
料金

S席:12,500円 A席:9,000円(税込・全席指定)

主催 MBS/グリークス/梅田芸術劇場
問い合わせ 梅田芸術劇場メインホール 06-6377-3800

 

 

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