2011年トニー賞3部門獲得 21世紀版『エニシング・ゴーズ』開幕


左より:田代万里生、すみれ、鹿賀丈史、瀬奈じゅん、保坂知寿、大澄賢也

 『キス・ミー・ケイト』『カン・カン』『絹の靴下』などのミュージカル作詞・作曲家として日本でも人気の高いコール・ポーターの代表作とも言える名作『エニシング・ゴーズ』。
 1934年にブロードウェイで初演が行われた後、アメリカ・イギリスに留まらず世界各国で幾度となく上演され、1936年と1956年の2度に渡って映画化。1988年に上演された新脚本版ではトニー賞3部門を獲得。近年では2011年からブロードウェイで開幕したリバイバル上演でトニー賞3冠(ミュージカルリバイバル作品賞、ミュージカル主演女優賞、振付賞)に輝いた傑作ミュージカルです。

 日本では1989年に大地真央主演、宮本亜門演出で初演され、以降も再演を重ねて、80年近く経った今でも色褪せない魅力を持つ舞台として根強い人気を持ち続けています。

 その『エニシング・ゴーズ』がキャストを一新し、21世紀版となって10月7日から東京・帝国劇場での上演がスタート、連日客席は熱気に包まれています。

 今回、主役のクラブ歌手・リノを演じるのは、元宝塚歌劇団のトップスターで、退団後は『エリザベート』『アンナ・カレーニナ』『三銃士』などミュージカルを中心に女優として活躍する瀬奈じゅん
彼女が心を寄せる男性、ウォール街で働くビリー役には東京藝術大学在学中の2003年ににオペラデビューを果たし、2009年には『マルグリッド』でミュージカルデビュー。個人活動と並行してソリストグループ「ESCOLTA」としても活躍中の田代万里生
指名手配中のギャングで、神父に変装してFBIの追っ手から逃れようとするムーンフェイスには、ミュージカルはもちろん、ストレートプレイ、映画、ドラマと幅広く活躍する鹿賀丈史
さらに、今夏に『二都物語』でヒロインを努めたすみれ、歌手として女優として国内外での活躍も目覚しい玉置成実、音楽座解散後は多彩なキャラクターで活躍中の吉野圭吾、持ち前のダンステクニックと紳士的な存在感で数々の舞台を彩る大澄賢也、劇団四季で長く主要な役を務め退団後も舞台に引っ張りだこの保坂知寿、華も実力もあるキャストが揃いました。

 初日の開幕前にはメインキャスト6名による会見が帝国劇場のロビーで行われ、と初日を目前にした緊張感もありながら、和やかで楽しいやりとりが交わされました。
この様子はこちらのページに掲載しておりますので、是非その雰囲気を味わって頂きたいと思います。

     『エニシング・ゴーズ』初日開幕直前会見 

 豪華客船を舞台に巻き起こる大騒動を、タイトル曲でもある「♪エニシング・ゴーズ」をはじめ巨匠コール・ポーターによる名曲の数々と、タップダンスの総踊りなど圧巻のダンスシーンで楽しく陽気に描く本作品。
『エニシング・ゴーズ』(なんでもあり!)のステージは、ミュージカルならではの楽しさを存分に味あわせてくれるでしょう。

ミュージカル
『エニシング・ゴーズ』

 

公演情報

キャスト 瀬奈じゅん
鹿賀丈史
田代万里生、吉野圭吾、大澄賢也
すみれ、玉置成実、保坂知寿  他

スタッフ 作詞・作曲:  コール・ポーター
オリジナル脚本:  P・G・ウドハウス&ガイ・ボルトン、ハワード・リンゼイ&ラッセル・クラウス
新脚本:  ティモシー・クラウス&ジョン・ワイドマン
上演台本・演出: 山田和也

 

東京公演
日程 2013年10月7日(月)〜10月28日(月)
会場 帝国劇場
料金

S席:12,500円 A席:8,000円 B席:4,000円(税込・全席指定)

問い合わせ先 帝国劇場 03-3213-7221

 

大阪公演
日程 2013年11月1日(金)〜11月4日(月)
会場 シアターBRAVA!
料金

S席:12,500円 A席:9,000円(税込・全席指定)

主催 MBS/グリークス/梅田芸術劇場
問い合わせ 梅田芸術劇場メインホール 06-6377-3800

 

 

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