1992年9月、ウィーンのアン・ディア・ウィーン劇場で初演の幕を開けた、ミヒャエル・クンツェ脚本・歌詞、シルヴェスター・リーヴァイ作曲のミュージカル『エリザベート』。
日本では、1996年に宝塚歌劇団で、2000年には東宝ミュージカルとして帝国劇場で初演され、“ウィーン・ミュージカル”という新しいジャンルを産み出した大ヒット作品です。
日本、ウィーン(オーストリア)のみならず、ドイツ、オランダ、スウェーデン、ハンガリー、イタリア、フィンランドでも上演されている『エリザベート』ですが、場面や楽曲など上演の度に改訂が加えられ、常に進化し続けている作品であることも、人気の一端となっています。
そのミュージカル『エリザベート』の、アン・ディア・ウィーン劇場(ウィーン)でのステージをライブ収録したDVDが、12月2日にオーストリアで発売となりました。
DVDに収められているのは、2005年10月30日、31日に同劇場で上演された公演で、出演しているキャストは、以下の方々になります。
エリザベート:MAYA HAKVOORT
ルイジ・ルキーニ:SERKAN KAYA
トート:MATE KAMARAS
皇帝フランツ・ヨーゼフ:ANDRE BAUER
皇太后ゾフィー:ELSE LUDWIG
皇太子ルドルフ:FRITZ SCHMID
バイエルン公爵マックス:DENNIS KOZELUM
公爵夫人ルドヴィカ:LUZIA NISTLER
ルドルフ(少年時代):JOHANN EBERT
演出は、ワーグナーを始め、数々のオペラ演出で世界的な名声を得ている演出家、ハリー・クプファー(HARRY
KUPFER)、振付は『モーツァルト!』『ダンス・オブ・ヴァンパイア』も手掛けたデニス・カラハン(DENNES
CALAMAN)の手になるこの作品。
映像は舞台正面や上部客席からはもちろん、ヤスリと呼ばれている跳ね橋の上からの撮影など客席からでは観られない角度のものを含め、7箇所からのカメラでこの舞台の魅力を余す事無く伝えており、また 音声はPCMステレオと5.1chドルビーデジタルから選択が可能です。