7代目ピーターパン、宮地真緒さんインタビュー　前半

●『ピーターパン』が初舞台となる訳ですが、最初に出演の話を聞かれた時はどう思われましたか

　「えっ！」って感じですね。しかも、すき焼きに連れて行って貰って「もう本当に決まった、やるから。」と言われて、「うわっ！、すき焼き食べちゃった。」と言うような感じだったんですけれど（笑）、最初は本当に「出来るかな？」という感じでしたね。

●以前から、舞台に出てみたいと言う気持ちはあったのでしょうか

　舞台には凄く興味が有って、自分が観るのが凄く好きなので「いずれやってみたいな」とは思っていたんです。「初舞台は脇で4番目くらいがいいかな」って自分の中での設計が有ったんですけれど、いきなり『ピーターパン』で、主演で演れることになりました。

●ミュージカルにも興味をお持ちだったのですか

　ミュージカルは初めて観たのが去年の『ピーターパン』だったんです。それからちょっと興味を持ち始めて、今回、自分で演ることになりました。昔はそんなに好きではなかったんですけれど、お芝居を演り始めて、ミュージカルにも興味を持ったかな、という感じです。

●出演が決まって、周りの方は何と仰ってましたか

　結構、隠れ『ピーターパン』ファンが沢山居て、「昔、ピーターパンになりたかったんだよね。」とか、そういう友達が結構居ますし、「絶対観に行く」と言ってくれている人も居ますね。

●『ピーターパン』は誰もが知っているお話ですが、宮地さんがピーターパンに抱いているイメージはどのようなものですか

　凄く男の子っぽい男の子、でも自分の中で「大人になんかなりたくない」という信念と言うか、ずっと子どもでいたいっていうのを持っていて、私の中では昔妖精とか、天使とかそういうのを信じていたなあ、という凄く懐かしい存在ですね。

●そのピーターパンを演じるに当たって、心掛けたい点はどこでしょうか

　ちっちゃい子供たちはまだそういう気持ちを持っている筈だし、そういう気持ちを増幅させたいというか、もっともっとピュアで居て欲しいと言う部分も有るし、お父さんやお母さんが観に来た時は、「ああ、昔こんな風に思っていたなあ」とか、何かそう言う懐かしい感じというか、そういうのを思い出して貰えたらなあ、と思います。

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