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set20yearsset-title 蘇洲夜曲

インタビュー−1
稽古の合間を縫って、演出の水木さん、技斗の野添さん、振付のJUNさんの御三方に集まって頂き、今回の舞台についてのお話を伺いました。(文中敬称略)

まず水木さんにお伺い致しますが、劇団の中で「水木英明プロデュース」と銘打って、こうした形式の公演を始められたキッカケは何でしょう。
水木: 劇団で前に、若い世代の殆どを集めた公演を二回ほどやった事があるんですが、芝居を演る人間って、それぞれの演り方とか思想の違いとかが非常に多く出るんで、余りに分散した状態で演っていると、やはり纏まらないんですね。だから、なるたけ考え方、思想の近い人達、自分のやりたいことに近い人達、同じ思いの人間だけを集めて芝居をする、と言う形を取ると、必然的にこうなったという・・・。
本公演に比べて、コンパクトな形でということですね。
水木: 人数的にもコンパクトですし、本公演は大きなグローバルなテーマで世の中に向けてやっているんですけれど、本当の意味で言うと、僕等のテーマというのは「愛」なんで−−もっともっと大きな所にいってしまいますが−−それをどういう形で表現するかと言う・・・
野添: (笑)
水木: 何だよ、真面目に語っているのにぃ!
野添: 愛かぁ・・・
水木: 愛、愛、愛、もう大きな愛だからね。設定的には大分限定した形にはなっていますね。


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