ミュージカル『アンナ・カレーニナ』  
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葛山信吾 インタビュー 2/2

●今回の共演者は初めての方が多いですが、稽古場の雰囲気はいかがですか
葛山信吾  今は凄く楽しいですね。ミュージカルをずっとやって来られた先輩も居たり、本当に色んな方がいらっしゃるので、見ていて凄く楽しいと言うか勉強になるというか、・・・勉強になるという堅苦しい事じゃなくて、本当に楽しいんですよね。「ここに一緒に立たなきゃいけない」と、時々我に返ると凄く怖い思いをするんですけれど、稽古場で自分が出ていない場なんかを見ていると、凄く楽しいです。

●普通のお芝居よりも稽古期間は長いですよね
 2ヶ月間なので、そうですけれど、もっと長くやってくれてもいいんじゃないかと、僕は思うくらいですね。そういう訳には行かないでしょうけれど。

●この舞台に携わって感じた「アンナ・カレーニナ」という作品の魅力は何でしょうか
 さっき言った事と全く一緒なんですけれど、この作品を僕が好きなのは本当に色んな人の色んな形の愛情の表われを見ていて、それが何か素敵だな、と思うというか、そこですかね。アンナが子供のセリョージャの事を思って歌う姿とか、そういうのは見ていなくても、その曲を貰って想像しているだけで「ああ、凄い」と泣けてくるんですよね。自分に子供が居るからかも知れないですけれど、「ああ、そういう気持ちって有るよな。」とか、後はカレーニンが夜中に一人で、好きなんだけれども上手く表現できなくて離れて行った奥さんの事を思いながら歌っている姿とかね、そういうのを想像するだけで「ああ、いいよな。」って思っちゃうんですよね。

●公演まであと一ヶ月ですが、これから課題としている事、やりたい事はありますか
 いっぱい有ります。いっぱい有りますと言うか、未だ本当に何も出来ていないので、とにかく早く本当に、――舞台経験自体も本当に浅いので、――舞台でどういう風にお芝居をしようかという事自体も解からないですし、その中でまた歌が有ったり、振りがちょっとあったりする事で僕は本当に今いっぱいいっぱいなので、早くそれを自分の身体の中に入れて、身体で覚えて、それにプラス、レイヴィンという人の感情、心の動きを自分の中で感じられるように、表現出来るようになりたいな、初日までに何とかならねばと思っております。

●最後にご覧になっている方にメッセージをお願いします。
 僕自身は未だいっぱいいっぱいで、どうなることか不安でいっぱいなんですけれども、きっと凄く笑い有り涙あり、絶対楽しい作品、いい作品になると僕は信じていますので、是非観に来てください。お願いします。頑張ります。

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