Shoes On!6  
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川平慈英インタビュー
       その1
       その2
       その3

『Shoes On! 6』に向けて。川平慈英インタビュー 3

●川平さん御自身について伺いますが、そういう期待に応えていかなければいけない、といった時に、俳優・川平慈英としてどんな形で応えていきたいか、また3年目を迎えた演出アシスタントとしてどうやっていきたいか、というところを伺えますか

 一番考える所はバランスですね。演出アシスタントというタイトルをいただいて3年目なんですけれども、一番考える点は、その人が一番輝くようにバランス的にもシーン的にもどう持って行くか。なおかつ――自分を含めてなんですけれども、――あまり十八番に逃げない。・・・難しいんですけれどね。十八番も大事だし、ハマッた時には物凄い質の高いものが出てきますから。プラスアルファで「あ、こんな引き出しも有ったんだ」というものをどんどん見せていく、膨らませていく、というのはありますね。
 尚且つ、トータル的に2時間、――越えるか超えないかちょっと解らないですけれど、――お客様が観て、この『Shoes On!』という一つのグループが最終的に光り輝く。あの人がどうのこうのではなくて、『Shoes On!』という全体のエンターテイメントがどれだけ高いものになるか、という事を凄く考えますし悩みますね。
 あとは、仰々しいテーマを掲げようとか、裏に流れるテーマと言うのを出そうとはしていないですけれど、お客様が観て、『Shoes On!』は「ああ、やっぱり芯にはこれが、どこかでこういう事を言いたいんだな」って。それは10人居たら10人の捕らえ方で良いんですよ。確かに曲の羅列のショー形式の『Shoes On!』なんですけれど、何か一つに集約する、「こういうことを出しているんだな」という・・・もう簡単な抽象的な言葉でもいいです、「メゲナイ」とかね。
 「あ、“今日もメゲナイ”という気持ちになった」とか、「元気」でも良いんですけれども、何か奥深いところで、凄く強い、本当にテーマって言ってもいいようなものを出して行く。単なる曲の羅列で終わるのではなくて、「何が言いたかったんだろう?」と言う時に、――別に言葉にする必要は無いんですけれども、――お客様が「こういう事」をより強く今まで以上に感じ取れる2時間の『Shoes On!』というエンターテイメントにしたいですね。

 俳優・川平としては、「いや、まだ川平は川平だな!」っていう(笑)、臆さず、照れず、やっぱりホームグラウンド的なところがあるので、そこで変にセーブしたり、変に自分じゃない創り方をせずに、もう直球で、川平は川平で、相変わらず濃く(笑)、引っ掻き回すところは引っ掻き回すし、丁寧にやるところは丁寧にやる。自分に言い聞かせているところが有るんですけれども(笑)。さっきメゲナイという言葉を使いましたが、まだまだメゲナイ川平で、やっぱり川平で、しかも川平で、やりたいな、と思うんです。
 今まで実はダンスソロというのがあまり無かったんですよ。誰かが居たり、誰かと一緒にやったり、あと歌だけだったりというのは例年有ったんですけれどもね。だからソロ的な要素を今ところ考えています。もうド直球で、「川平出ました。ソロです!」っていうのを、まだまだ身体動かしてやっていきたいな、と思っています。

●楽しみですね

楽しみですね。ドキドキしますけれどもね。もう42歳の川平のソロというのはどうなるか、自分も楽しみですね。それもセーブせずにガンガン行きたいですね。

●来年の舞台が今から楽しみになりました

楽しみにしてください、本当に。嬉しいです。

●最後に、ご覧になっているかたにメッセージをお願いいたします

 『Shoes On!』も“6”になりました。今までずっと観てくれている方々も、今回初めて観る方も、全部みんな取り込んで素晴らしい、また新しい発見の数々がある『Shoes On!』にしたいと思っています。
 やっぱり1月は、あるいは新年は『Shoes On!』で始まる、というくらいで、『Shoes On!』を観て「ああ、今年も私は、僕はイケるぞ!」っていうくらい皆さんにポジティブパワーを注入いたしますので、本当に期待していてください。皆さんの期待にちゃんと応えられる今回も素晴らしい、熱い『Shoes On!』をお届けいたします。皆さん、劇場でお待ちしています。宜しくです。

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