パク・トンハさん(エリック役) 2/2
●この役は舞台を締めくくる台詞とか、劇中では周りが暗い中で明るい部分を担う訳ですが、そういう重責感はありますか
急に子供が産まれる。それで凄くハッピーで歌う。と言う役ですよね、エリックという役は。それで、「何故あの人は子供が産まれてああいう歌を歌うんだろう?」と思われる方がいらっしゃると思うんですけれども、幸せと言うのは遠い所に在るものじゃないですね。今、自分の周りを見てみたら、その中には必ず一つだけでも幸せがあります。それを発見できる、それを発見させよう、と、そういう作品であります『グランドホテル』は。だから僕のように真っ白になって、自分の幸せは今何処に在るのか、何処に隠れているのか、それを発見出来る、そういう舞台を是非劇場にいらっしゃって観劇なさってください。
●今の活動は日本が主になっていますね
そうですね。向う(韓国)では、「トンハさんはもう日本の役者ですよね」って言われて、もう諦めちゃっているし、日本でも――名前がパク・トンハですから、――「トンハさんは今は日本でやっているけれど、韓国の役者なんだよな。」と。それはしょうがないんですよね。でも僕は両方でやることを本当に目指していますので、韓国でもそろそろ作品をやらせていただきたいと思っています。
●最後にご覧になっている方へメッセージをお願いいたします
今回、3番目の制服の役を演らせていただきます。皆さんに気に入っていただけるかな?(笑)。今回の制服は赤っぽいので、本当に赤色のように熱く演じさせていただこうと思っております。劇場で皆さん、お逢い出来る事をお待ちしております。
●どうもありがとうございました
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