実在の結合双生児姉妹の数奇な生涯を珠玉の楽曲で描く『サイド・ショウ』

サイドショウ 初日前会見
左より:貴城けい、樹里咲穂

 トッド・ブラウニング監督の映画「フリークス」(1932年)に出演したことでも知られる実在の結合双生児、ヒルトン姉妹(1908年〜69年)の数奇な生涯を描いたミュージカル『サイド・ショウ』は、1997年10月にブロードウェイで初演され、第52回トニー賞のミュージカル作品賞、オリジナル楽曲賞など4部門にノミネートを果たしました。

 この作品で作曲を手掛けたヘンリー・クリーガーは、4年に及ぶロングランヒットを飛ばし、映画化もされた『DREAM GIRLS』や『Tap Dance Kid』を手掛け、グラミー賞、トニー賞、アカデミー賞など数々の賞にノミネート・受賞を果たしたヒットメーカー。
劇中にセリフは殆ど無く、全編を通して楽曲で構成されている本作においては、ジャンルを越えた数々のミュージカルナンバーが散りばめられており、ヘンリー・クリーガーの見事な楽曲の数々を存分に味わうことができます。

 出演は、結合双生児の姉妹デイジーとヴァイオレットに、共に宝塚歌劇団出身で、退団後も女優として舞台・テレビ・コンサートと活躍を続ける貴城けい樹里咲穂の2人。高い歌唱力と文字通り息の合った演技でこの難役に挑みます。
劇中で二人が歌い・踊るシーンはこのミュージカルの大きな見所の一つと言えるでしょう。

 この2人を見出しショウの世界に導くミュージシャン、バディにはミュージカル『テニスの王子様』でデビューを果たし、『エリザベート』『アイーダ』などの大作ミュージカルでその存在感を見せている伊礼彼方、姉妹をデビューさせるプロモーター、テリーに劇団四季ではミュージカル・ストレート共に重要な役を多く勤め、退団後も個性ある実力派として活躍する下村尊則
更に、大澄賢也岡幸二郎など実力のあるキャストが顔を揃え、運命に翻弄された姉妹の人生、そして恋愛と友情を壮大な音楽と共に描き出していきます。

 この『サイド・ショウ』日本初演を前に、劇場のロビーで会見が行われ、主要キャストの6人が意気込みや作品の魅力を語りました。
華やかなショウの場面と、その裏側にある人の心。バックステージを描いた作品としても珠玉のこの作品です。

 尚、2010年6月10日(木)【開演 13:30 / 18:30】 に、シアター・クリエにてコンサート形式での再演が決まりました。一般前売り開始は、2010年5月29日(土)、また5月18日(火)10:00より東宝ナビザーブ先行予約があります。

 

公演情報
東京公演 (終了)
日程 2010年4月7日(水)〜4月18日(日)
会場 東京芸術劇場 中ホール
料金 【平日】S席:10,000円 A席:8,000円
【土日】S席:11,500円 A席:9,500円
問い合わせ先 オフィスミヤモト 03-3312-3526

東京公演【コンサート形式】
日程 2010年6月10日(木) 13:30開演 / 18:30開演
会場 シアタークリエ
前売り 2010年5月29日(土)
チケット 東宝ナビザーブ 
 
東宝テレザーブ 03-3201-7777(9:30〜17:30)
電子チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:404-593)
サイト
ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:33342)
0570-000-407
サイト
イープラス サイト
料金 9.800円
問い合わせ先 サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(全日10:00〜19:00)

 

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