第三十六回菊田一夫演劇賞発表
映画・演劇の分野で原作・脚本・演出などを手掛け、数々の名作を世に送り出した菊田一夫氏(1908〜1972)の功績を記念して1975年度に創設され、優れた大衆演劇を毎年顕彰するもので、演劇界でも権威ある賞として知られている「菊田一夫演劇賞」。
今年で36回目を迎える2011年度の「菊田一夫演劇賞」の受賞者が、恒例により故菊田一夫氏の命日に当たる4月4日、菊田一夫演劇賞選考委員会(委員長:松岡 功)より発表されました。
第三十三回菊田一夫演劇賞
一、菊田一夫演劇大賞
平 幹二朗
(ミシマダブル『サド侯爵夫人』のモントルイユ夫人、
『イリアス』のプリアモス王の役の演技に対して)
一、菊田一夫演劇賞
山崎育三郎
(『モーツァルト!』のヴォルフガング・モーツァルトの役の演技に対して)
大塚千弘
(『レベッカ』の“わたし”、『ゾロ・ザ・ミュージカル』のルイサの役の演技に対して)
※4月1日より、大塚ちひろから、本名の“大塚千弘”で活動いたします。
山地和弘
(『宝塚BOYS』の池田和也、『アンナ・カレーニナ』のニコライ・カレーニンの役の演技に対して)
マキノノゾミ
(『ローマの休日』の演出・脚本の成果に対して)
一、菊田一夫演劇賞特別賞
大地真央
(600回を超える『マイ・フェア・レディ』のイライザ役での輝かしい舞台の成果に対して)
2011年4月1日
菊田一夫演劇賞選考委員会
委員長 松岡 功
委 員 藤田 洋
水落 潔
天野 道映
矢野 誠一
近藤 瑞男
一般社団法人映画演劇文化協会