第1回インタビュー ≪本間憲一・北村岳子≫ -2
●アイデアを整えて、今年の演目・構成が決まったのはいつ頃なんですか
北村 8月くらいだっけ。
本間 そうね。
北村 主要振付陣が福田先生のお宅に集まり・・・
本間 そうなんですよ。首脳会談があるんですよ。
北村 首脳会談、私は行かないんですけれどね。
本間 選ばれた人間が・・・(笑)
北村 選ばれし人間が行く会談が(笑)。そこで「この曲は止めよう」とか。それはもうお任せで。
本間 一応基本的には、出演者からの自分の演りたい曲というのを、毎回先生がピックアップされているんですよね、「歌いたい人」とか。それが採用されるされないだから、そういう意味ではフェアなんです。だいたい秋くらいには決まってますよね、こんな感じで行こう、と。
●その時は振付の担当も決まっているんですか
本間 それもその時に決めるんです。「今年は玉野さんNGが多いんで、本間くんお願いね。」とか(笑)
北村 随分多いんですよ、今年は本間先生が。
本間 今年はだから僕が結構・・・、半分以上やることになったんですけれど。
北村 あと平沢さんもやるわよね。
本間 平沢さんもそうだし、藤浦君もやれる。みんな出来るからね。パペッツなんかは川平くんが全て担当して(笑)。やっぱり分野がはっきりしているから、そういう意味では「はい、お任せ」って(笑)、楽と言えば楽なんですけれど。
●今年の『Shoes On!』はどのような物になるのか、ちょっと伺わせていただきますか
本間 メンバーはベストメンバーが初めて揃った感じですよね。だから直球勝負かな。そんなに「変わってこれが・・・」というのは無いんですけれど。何ていうのかな、やっぱり直球勝負って感じですね。
北村 大人っぽい、わりとお洒落な曲が並んでいますね。まだ振付段階で、皆それぞれ自分たちで創っているので、私たちも何か判らない状態だったりしますね。特に女性陣は・・・
本間 女性陣はやっぱり歌が凄く強い、だからコーラスの部分も有るし。
北村 歌が多いよね。
●『Shoes On!』には毎年のスタンダードな曲と新しいものがありますよね
北村 あのね、「♪ MR.BOJANGLES」は無くなるんですよ(笑)。
本間 そうだね。とうとう、と言うか・・・
北村 とうとう5年目にして、というか6回目なんですけどね。でも、「♪ I GOT RHYTHM」は残っているし、「♪
IT DON'T MEAN A THING」とか帽子の「♪ OUR FAVORITE SON」とかは残ったのね。
本間 今年の目玉と言うか、メドレーが「帽子のメドレー」なんです。帽子をテーマにどんどんメドレーで繋いでいって、最後のお馴染みの「♪
OUR FAVORITE SON」のカンカン帽に繋がるんです。
北村 色んな帽子の名シーンをやる、帽子を被った役柄のね。いっぱい有るんですよ。
本間 とにかく曲数が多いですからね。
●帽子を使っているというと、昔のMGMとかRKOとか
本間 そうそう。そういうのは多いですね。
●古くからのミュージカルファンも、今の人も楽しめますね
北村 喜んで頂けると。
本間 そう思いますね。聞いたことのある曲が多かったりするし。どちらかというと僕ら二人がいつもやっているネタなんかも、スタンダード・・・
北村 古いヤツよね。
本間 パロディにして。今年も有るんですけれどね。それはもう色々アレンジしてね。
北村 内緒で・・・
本間 でもね、「ああ、こうやったんだ」って
北村 怒らないでくださいね(笑)。
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