第3回インタビュー　≪平沢智・シルビア・グラブ≫ -１

●初日まで2週間ほどになりましたが、稽古場の様子はいかがですか

平沢　もう、切羽詰ってきたよね。
シルビア　そうですね。だんだん自分たちが何をしなくちゃいけないのが見えてきていて、逆に集中力があれば、自分がやらなきゃいけないところをガーッて・・・。ま、見えてきた状況かな、と。私は思っていますけれど。
平沢　昨日やっと頭からやっていったんですよ。

●通したんですか

平沢　通したと言うか、一応創り終えて全員揃ったんで、頭からずーっとやっていってみようということで、一通りやったんですが、まだ・・・とてもじゃないけど・・・お客様に伝えられるものにはなっていません。これからの2週間でどうなるか、ってとこですね。

●今回のメンバーはベストメンバーだと・・・

平沢　誰が言ったんですか、そんなこと(笑)

●言われているんですけれど、お二人は初演からではなく途中から参加されていますが、参加される前は、この舞台と言うのは御覧になっていたんですか

シルビア　私はいちおう全部観ていまして・・・
平沢　凄いね
シルビア　ねえ。最初から稽古場まで参加しているので。
平沢　僕は一度も観たことが無いです(笑)

●では話が来て

平沢　はい、そうです。

●で、ベストメンバーと言われていかがですか

平沢　ベストメンバーというのは、俺らも入っているってことか・・・そうか
シルビア　どうなんだろう・・・言われて嬉しいんですけれど、ホントかな・・・みたいな。そんなに言っちゃって大丈夫なのか・・・みたいなプレッシャーは感じますよね。

●『Shoes On!』は出演者の皆さんがアイディアを出し合って創られていると伺っていますが、お二人が出されたアイデアは何でしょうか

シルビア　そうですね。自分がやりたいナンバーは出して、例えば、前回やった『Shoes On!3』では男性2人を後に従えてみたいと言っていますけれど、あとは男性陣に任せっぱなしです。

●今年は？

シルビア　今年もまたメインで立たせてせていただいて、後に男性陣を引き連れて
平沢　だんだん1人づつ増えてゆくんじゃないの
シルビア　そう。今年は1人増えて、3人になりました
平沢　毎年一曲創らせてもらっているので、そこを中心に。あとのナンバーはジェイ（川平慈英）に任せたりとか、いろいろです。僕の創る最後のシーンではシルビアにもちょっとだけ出てもらって・・・、内容は秘密ですけど

●この曲でこの振付をしたいと指定されるのですか

平沢　単純に曲だけ決めておいて、全体的なものは一つ一つ徐々に。衣裳もつい先ほど決まったばかりですから。

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