第2回インタビュー ≪川平慈英・麻生かほ里≫ -1
川平 シアターフォーラムの皆さま、ジェイで〜す!
麻生 カオリンで〜す!
●一年の御無沙汰でございます
川平 宜しくお願いしま〜す。今年も。
麻生 お願いしま〜す。
●特に麻生さん、御無沙汰ですよね
麻生 ずいぶんもう、30年ぶりくらいで・・・
川平 おいおい! そんなに長くやっていたんですね、僕たち(笑)。
麻生 もう体力も無くなってきているんですけれど、頑張りたいと思います。
●久しぶりに戻ってどうですか
麻生 最初は、凄く緊張したんです。というか今も緊張しているんですけれど、「ついていけるのかなあ」とか、「出来上がってるんじゃないかなあ」とか。でも皆、アットホームな雰囲気で迎えてくれたので、リラックスして今は、とにかく頑張るのみ。
●稽古場で他のメンバーは、何か変わったりしていましたか
麻生 ま、若干みんなね。それぞれ・・・歳をこう重ねているんでね。
川平 体力、とかね。
麻生 体力とか・・・
川平 胴回りとか、ここら辺が・・・
麻生 少し柔らかめに(笑)・・・
川平 ムムッ
麻生 なっているけど、でもテンションは全然変わらないです。全く変わらないです。むしろ前よりアップしているみたいな・・・
●では、麻生さん自身もブランクは感じなかったと
麻生 それは有りましたよ。というか、前の(振付を)思い出すのに凄く時間が掛かるし、――2年ブランクが有ったので――かなり忘れていることも多かったんですけれど、でも一回入れば凄く楽しめています。
●迎えるジェイさんとしてはいかがですか
川平 必要です! 必要なんです、この人は!
麻生 (笑)
川平 もう必要な人材なんです。
●必要な人材が、やっと帰ってきた、と
川平 そうなんですよ。
麻生 私は前からずっと・・・
川平 僕は前から「カオリンが欲しい!」と
麻生 良く言う〜よ〜(笑)
川平 もう「カオリンが欲しくてたまらない!」と。もうピンポイントで狙っていってましたから。
●ついに今年は
川平 「Dreams come true」ですよ。
麻生 最初にやっぱりね、(『Shoes On!』で)ラブ・ストーリーを展開したんで。
川平 そうですよ。始めての『Shoes On!』のラブシーンと言いますか、ラブデュエットと言いますか、ある意味キスシーンですか、カオリンでしたからね。あれが最初で最後でしたから、あれ以来ちょっとラブ系のシーンが無かったんで・・・
麻生 ジェイくん、無かったの?
川平 無かったですね。
麻生 取っておいてくれたんだ。
川平 もちろんです! 欲しかったんです! ・・・しつこいって言うの(笑)、すみません、本当に(笑)
麻生 そして今回もまた、ね。
●今年もあるんですか
川平 今回はまたまた違う意味で、かなり、濃密な、シーンが・・・
●お二人のシーンですか
川平 もちろんです。
麻生 楽しみで。もう、それが有るって言うんで引き受けたようなもんで・・・(笑)
川平 (笑)恐縮です。
麻生 本当に。もうジェイ君以外は考えられないって言う。
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