志村けん一座 第6回公演 志村魂〜『初午の日に』再び!〜

志村魂
後列左より:寺門ジモン、肥後克広、上島竜兵、桑野信義
前列左より:ラサール石井、小林恵美、志村けん、磯山さやか、みひろ

 2006年の旗揚げ以来、毎年の恒例となった舞台『志村魂』も今年も6年目。今年も第一幕は、ライブということで、テレビとはひと味もふた味も違うパワーアップバージョンで登場するおなじみのの「バカ殿様」と、志村けん一座の魅力が大爆発する「コントライブ」。
第2幕は、こちらも恒例となっている志村けんによる津軽三味線の生演奏。そして松竹新喜劇・藤山寛美の演目から「初午の日に」と、計3時間に及ぶ盛り沢山の構成。

 毎年、子供から年配者まで幅広い層の観客から熱狂的な支持を受けている『志村魂』の稽古の様子が都内の稽古場で公開され、志村を始め、ダチョウ倶楽部(肥後克広、寺門ジモン、上島竜兵)磯山さやか小林恵美みひろ桑野信義らお馴染みのメンバーが顔を揃えました。

 この日行われたのは、1幕1部で行われるご存知の「バカ殿様」。居並ぶ美女揃いの腰元たちとのちょっとエッチな会話や、殿の暴走に手を焼く家老や家来衆とのやりとりなど、どこまでが決められたセリフでどこからがアドリブか、どこまでが演出でどこからがハプニングか、生ならではの丁々発止の掛け合いに、集まった報道陣からも大きな笑いが巻き起こります。

 こうした息の合った舞台が出来るのも、気心の知れたメンバーが揃っているから。小林恵美は5年連続の参加で「バカ殿の最初に年齢を言うシーンが有るのですが、最初は23、4でしたが、今は言うのが辛いです・・・」と照れ臭そうに語り、2年目となる磯山さやかは「名前を言うシーンで殿が何を言ってくるか本番まで判らないので、緊張感があります。」と話すと、志村に「全部台本通りだよ。」と言われ「キャッチして頑張ります。」と気合をみせます。また3年目となるみひろは「去年に続いてお風呂のシーンで帯を殿に解かれて回るのですが、今年は一層多く回りたいと思います。」と笑顔で抱負を語ると、志村も「シルエットがちょっとオーバーだけどね。」と満更でも無い様子。

 そして、こうした個性的な面々を纏めるのは、バラエティ番組・俳優・声優として活躍の傍ら、舞台の演出・脚本でも才能を発揮するラサール石井。「随所に色っぽいところが有ったり、徐々にマイナーチェンジを重ねて、今回はシルク・ド・ソレイユのパフォーマンスも有り、タップダンス、皆で踊るよさこいソーランと非常にバラエティに富んでいるので、見ごたえが有って3時間があっという間で飽きない舞台です。」と自信を見せます。

「志村さんも出ずっぱりですから」と言われ「やっていて楽しいですから。是非、生の『志村魂』を劇場で!」と応えた志村けん。還暦を過ぎてもそのパワーと、笑いに賭ける情熱はますます盛んなようです。

 

アトリエ・ダンカンプロデュース
志村けん一座 第6回公演
 志村魂〜『初午の日に』再び!〜

キャスト 
スタッフ

 

公演情報
東京公演
日程 2011年7月1日(金)〜7月10日(日)  全12回公演
会場 天王洲 銀河劇場
料金 8,500円 (全席指定・税込)  ※4才未満の入場は出来ません
チケット 東京音協  03-5774-3030 ほかプレイガイド
問い合わせ先 東京音協  03-5774-3030

名古屋公演
日程 2011年7月16日(土)〜7月31日(日)  全20回公演
会場 中日劇場
料金 A席 9,500円  B席 6,000円 (全席指定・税込)
チケット 中日劇場予約センター 0570-02-9936 ほかプレイガイド
問い合わせ先 中日劇場 052-263-7171

 

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