“Ｓｔｕｄｉｏ　Ｌｉｆｅ”シェイクスピアシリーズ第３弾『じゃじゃ馬ならし』

　萩尾望都作品に代表される少女漫画や、国内外の文芸作品、ロンドン・フリンジでの話題作などを数多く上演し、耽美派と称される劇団Studio Life。
男優のみで構成される劇団が織り成す繊細な舞台は20〜30代の女性を中心に多大な支持を得、最近では劇団員のドラマ出演・外部舞台への出演も多く、注目される存在となっています。

　そのStudio Lifeが、満を持して古典の代表ともいえるシェイクスピア作品に取り組んだのは2006年秋に上演された『夏の夜の夢』。
世界中で上演されているこの名作を、オリジナルの歌詞を名曲に乗せた60〜70年代テイストに仕上げられた舞台は、笑いと幸福感溢れる作品として話題を呼びました。
その後、2007年に『Romeo&Juliet』、2008年に『夏の夜の夢』の東京再演と名古屋・大阪・札幌公演、2009年には『十二夜』を二度目の音楽劇として上演し、毎年好評を博してきました。

　そして2010年、Studio Lifeが挑むのはシェイクスピアシリーズの音楽劇第3弾となる『じゃじゃ馬ならし』。
“じゃじゃ馬”と言われる女性を良妻に変化させるこの物語は、男が女を「飼いならした」という男性の上から目線の印象が強く、一部では女性蔑視の物語と言われたりもしていますが、古来よりいつも女性にやられっぱなしの男の鬱憤がこの作品を創り出し、願望を代弁したとも考えられます。

　そんな作品を取り上げ、男優劇団という特色を生かした独自の舞台を創り上げて来た、演出の倉田淳、数ある日本語訳の中から女性視点で翻訳された松岡和子役を用いて、どのような新しい『じゃじゃ馬馴らし』を創り出すのか。

　シェイクスピアの描く恋と人生の悲喜こもごもをオリジナルの楽曲に乗せて創られる元気でハッピーな音楽劇は、男性目線でも女性目線でも楽しめる、この夏注目の舞台となりそうです。

劇団創立25周年記念公演　第２弾
Lif"e with Shakespeare Boys
音楽劇『じゃじゃ馬ならし』

脚本・演出	倉田　淳
キャスト	<Wish> <Hope> キャタリーナ 松本慎也　　　 青木隆敏 ビアンカ 関戸博一 ルーセンショー 岩�ｱ　大 ペトルーチオ 山本芳樹　　　 曽世海司 グレミオー 穂積恭平（客演） ホーテンショー 坂本岳大（客演） 林　勇輔、牧島進一、冨士亮太、原田洋二郎、堀川剛史、
	倉本　徹、山�ｱ康一、石飛幸治、藤原啓児、河内喜一朗　他

 

公演情報

【東京公演 】

日程	2010年7月8日(木)〜7月25日(日) ♪＝プラットホームパフォーマンスあり（18:00open/18:15start） 　　　開演前の出演者による15分間のパフォーマンスコーナー 　　　♪のついている公演日時のチケットでご入場いただけます。
会場	博品館劇場
料金	＜一般＞前売・当日　5,800円　　 ＜学生＞前売・当日　4,000円　　要学生証、劇団のみの取り扱い
チケット	電子チケットぴあ	0570-02-9999　（Pコード：403-098） http://pia.jp/t/
	ローソンチケット	0570-084-003　（Lコード：36104） 0570-000-407　（オペレーター対応） http://l-tike.com　（PC＆携帯）
	イープラス	http://eplus.jp　　（PC＆携帯）
	博品館　1F　TICKET PARK	03-3571-1003
	Studio Life	03-3319-5645　（平日13：00〜18：00）
問い合わせ先	Studio Life　03-3319-5645

【大阪公演 】

日程	2010年7月30日(金)〜8月1日(日)
会場	梅田芸術劇場 シアタードラマシティ
料金	＜一般＞前売・当日　5,800円　　 ＜学生＞前売・当日　4,000円　　要学生証、劇団のみの取り扱い
チケット	電子チケットぴあ	0570-02-9999　（Pコード：403-099） http://pia.jp/t/
	ローソンチケット	0570-084-005　（Lコード：55756） 0570-000-407　（オペレーター対応） http://l-tike.com　（PC＆携帯）
	イープラス	http://eplus.jp　　（PC＆携帯）
	梅田芸術劇場窓口
	Studio Life	03-3319-5645　（平日13：00〜18：00）
問い合わせ先	Studio Life　03-3319-5645