シアタークリエが運動場に!? 『真夏の大運動会』公開デモ

　2007年11月のオープン以来、演劇・ミュージカルを上演している東京・日比谷のシアタークリエ。
支配人・プロデューサーを女性が務める611席（＋補助席7席）の劇場は、音響・照明設備などに最新技術を取り入れ、また客席からの舞台の近さ、見易さは観客からも高評価を得ています。

　そのシアタークリエで、「汗と涙と筋肉痛。」をコピーに7月25日から行われるのが、お客様参加型マッスルスポーツミュージカル『真夏の大運動会』。
パン食い競争、玉入れなどお馴染みの競技が舞台上で再現されるという、元気一杯のステージです。

　物語は、スポーツウェアを扱う会社「ドーモ」が、ワンマン社長の提案で大運動会を行う事に端を発します。ところが日比谷公園と日比谷公演を間違えたお陰で劇場で運動会を行う事になり、そこへ宝石強盗や刑事が乱入して来て・・・

　この運動会の主催は、コンサートの演出で獲得した観客を巻き込む手法を演劇に取り込み、「笑い」と「明日への活力」をテーマに観客参加型ミュージカルを確立。『マッスルミュージカル』のトライアウトから2007年のラスベガス公演まで全ての構成・演出・振付を担当、オリジナリティ溢れる日本発のエンターテイメントを創り上げた中村龍史。
そして出演は、中村龍史と共に『マッスルミュージカル』を支えた元・アスリートたちの集団“中村ＪＡＰＡＮドラマティックカンパニー“のメンバーたち。
さらに東宝ミュージカルで馴染みの深い今井清隆をはじめ、本間憲一、北村岳子ら実力派の俳優陣が客演し物語に厚みを加えます。

　さらに観客参加型エンターテイメントとなる本作では、一般公募のオーディションを行い、応募者300名の中から選ばれた、4歳〜60歳と幅広い年齢層の出演者も参加。
子供から若者、中高年まであらゆる世代を元気にする“大運動会”がこの夏、シアタークリエの舞台、そして客席で開催されます。

　そんな汗と涙と筋肉のミュージカル『真夏の大運動会』の公開デモンストレーションが6月7日、文字通り真夏を思わせる好天の下、シアタークリエのエントランス前で行われました。
この日、出演したのは中村ＪＡＰＡＮドラマティックカンパニーのTERU、知幸、羽賀佳代、浅見清香、三宅綾子ら計17人のメンバー。
ジャンプボックス、ジャンプロープ、ボディスラップなど目の前で次々と繰り広げられるパフォーマンスに、通り掛かった方たちも足を止め、一足早いパフォーマンスに拍手を送りました。

　老若男女、家族揃って楽しめる舞台としてお薦めの『真夏の大運動会』。夏休みのご予定に日比谷での観劇を加えてみては如何でしょうか。

お客様参加型マッスルスポーツミュージカル『真夏の大運動会』

作・演出・振付	中村龍史
音楽	たかしまあきひこ／ＫＡＮＴＡ
新体操振付	高星寿子／舞衣
ジャンプボックス・ジャンプロープ	中村JAPANドラマティックカンパニー　メンバー
美術	中村公一
音響	山本浩一
照明	松田かおる
舞台監督	廣瀬雅彦
出演	中村JAPANドラマティックカンパニー＋≪お客様≫
客演	今井清隆、本間憲一、北村岳子

 

公演情報

東京公演

日程	2010年7月25日(日)〜8月1日(日)
会場	シアタークリエ
料金	Ｓ席 8.000円　　Ａ席 6,500円　　親子ペアチケット 10,000円　（全席指定・税込）
問い合わせ先	シアタークリエ　03-3591-2400（11：00〜19：30）