インタビュー SEIGO
さん
●ダンスはいつ、どんなキッカケで始められたのでしょうか
14歳の頃でタレント養成所みたいなところに通っていた時にたまたまダンスのクラスが有って、そこで始めて、でこうなっちゃった訳ですね。
●プロのダンサーになろうと思われたのは何時頃ですか
いつですかね。気付いたらなっていた、みたいな状況なだけで、別に「ここでプロを目指そう!」っていうのは無く、そのまま気が付いたら来てしまいました。
●BUGsにはどのようなキッカケで参加されたのですか
リーダーが電話してきた、って言うだけですかね。「何か皆でやりたいね」って言っていて、そうしたらリーダーが「じゃ、やろっか」って言うのでこのメンバーで集まって、今の事務所にお世話になっているという状況なんです。
キッカケは本当に「皆で何かしよう」って言っていて、話だけは出ていたんですけれど誰も本気で動いていなくて、で、リーダーが「じゃ、ちょっとやるよ」って状況で旗揚げしたというだけですね。
●リーダーが動かなければ現在のメンバーはなかったと
そうですね、もしかしたら。でもこのメンバーよりも人数が多い状態でやっていた可能性もありますけれど。
●BUGsで2年間活動されてきて印象に残ったこと、グループで活動されて良かったことなどを伺えますか
どの舞台もいつも大変は大変なんですよ。自分たちの力量を超えちゃった部分までいっちゃってるんで。ダンスが上手くなりましたよね。メンバーの良い所を吸収出来るところは吸収して、っていう状況になっていくので。
2年前に比べれば、グループとしてのダンスのレベルも多分ちょっとは上がっているだろうし、ダンサー一人々々としてのダンスの技術的なものはそんなに上がってないと思うんですけれども。周りを気にして踊るとか、グループ全体でどう見えている、っていうのを把握しながらやる力は多分着いてきたんだと思うんですよね。
なので、本当にグループを組んだことで、今まで――今まではみんなソロでやっている訳じゃないですか――ソロでやっていた時には絶対に見えない部分が見えてきているんで、その点はどんどんプラスになってきているとは思います。
●BUGs以外ではどのような活動をされていますか
僕は基本的に振付とかをしていますね。タレントさんに振付をしたり、本数は少ないですけれど週に1回くらい教えをしたりという状況です。
●御自身のダンスで一番アピール出来る点はどこでしょうか
何ですかね・・・特に「これ!」っていうのは無いですよ。まだまだ力不足なんで、本当に「これは負けないよ!」って言うのがある? って言われたらどれも負けます、はっきり言うと。
どれも負けますけれども、グループで組んだ時は強いですね、僕らは。多分一人々々の技術で言ったら、その道のスペシャリストの人には勝てないけど、グループだったらそこそこ胸張っていいんじゃないの、ってところまで来ていると思います。
●メンバーの中で、ご自身はどのようなポジションに居ると思われますか
まあボケもやりますし、ツッコミもやりますし、お笑い色が強い所は大概僕に負担が掛かってくるとは思いますね。
●お笑いはお任せ、と
いや、別にお任せじゃないんですけれどね。皆そっちに行きたがらないんで、「じゃ、君のポジションはそっち」という状況だと思うんですよ。皆いつも「いいよ、やっても。でも俺はお前より笑いを取れる自信は無い。」とか言うんですよ。それは「ちょっとチャレンジしてみてよ」と思うところも有るんですけれど、でもそっちのポジションは僕のパートになりつつありますね。
お客さんも何か期待しますからね、僕が出てくると。「何か笑わせてくれるんだろうな」という感覚でいると思うんですけれど、何もしないでシレーッと帰る時は、結構「あ、冷たいかな、視線が」って思う時があります。
●そうすると、笑いはどんどん考えて。
そうですね。別にこんなのやりたい、あんなのやりたいというのは無いんですけれど。「頭から終わりまで全部カッコイイだけの踊りでやってください」、と言われれば出来るんですけれど、それだとつまんないんですよね、多分。それはカッコイイのだけ観て「ああ、カッコイイ、カッコイイ、カッコイイ・・・」ってきたら、やっぱり何処かで抜いてあげないと辛いじゃないですか。
それは、今までメンバー全員がいろんなステージに立ったり振付したり演出・構成したりして、やっぱりお客さんの波を創ってあげないと良いショーが出来ないというのが解かってるんで、そうすると笑いは必要かな、と。
例えばテンポだけを変えて、スローのカッコイイナンバー、テンポのいいカッコイイナンバー、スローのカッコイイナンバーって、結局全てカッコイイだと、お客さんが飽きる。でも何か全然カッコ良く無い部分も創るとお客さんは盛りあがってくれる。そういう事を考えさせたらウチのグループは他のグループに負けないくらい強いと思います。
●メンバーの中で、自分が一番だと思うことを教えてください
特に無いですね。僕が一番という秀でた部分は無いですよ、そんなに。僕が一番な部分は・・・他のメンバーがやらないだけなんですが、何かしらちょっとした難しい音の編集とかは僕がやってますね、大概。ウチにそういう機材が有るというのが、まあ問題なんでしょうけど、それで音担当みたいにもなってますね。
●BUGsの音はお任せ、という形ですか
お任せって言っても、持っている機材自体がそんなに大したものじゃないんですよ。他の人の家には無くてウチには有っても、音響さんの持っている機材に比べたら全然落ちるので、「他の人だと出来ないけれどウチだと出来ます。でも音響さんに頼めばもっと出来ます」って。別にそんな大した事は無いですよ。ただ、他のメンバーの家ではその音は絶対創れないですよ、っていうものは創れますけど。
●今後やってみたい事、目指して行きたい事を教えてください
Bugs Under Grooveっていうこのグループで、今やっている事をスケールをでかくしていきたいですね。
「8人でやっているのが良いんだよ」って言われる時もあるんですけれど、役者さんでも誰でも、「僕らの為に集まってくれました。それでこんなモノ出来ました。」って言うのが出来たら理想ですかね。最終的には。
●最後に御自身のアピールとメッセージをお願いします
Bugs Under Grooveを観て、皆さんから色々アンケート貰うと「勇気を貰いました」とか「スッキリしました」とかいうのが沢山有るんですが、僕らもお客さんから勇気を沢山貰っているんです。Bugs
Under Groove、これからもその勇気がもっともっと必要なので応援して下さい。宜しくお願いします。
●どうもありがとうございました
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