ランキングシステム導入『私のホストちゃん』会見&初日
今、東京・青山劇場ではホスト同士の生き残りを賭けた熱い戦いが連日繰り広げられています。
と言ってもこれは現在上演中の舞台『私のホストちゃん』の事。
女性ユーザーが50万人を超えるAmebaの人気モバイルゲーム「私のホストちゃん」を元に、ホスト業界の生き残りを賭けた凄まじいバトルをドキュメンタリータッチでリアルに描いて幅広い女性層から支持を得たテレビドラマ「私のホストちゃん〜しちにんのホスト〜」(2011年10月〜2012年3月 テレビ朝日)が待望の初舞台化、客席には多くの女性ファンが詰めかけています。
舞台『私のホストちゃん』は、ドラマ版「私のホストちゃん」の舞台でもある新宿のクラブ「バニラ」に、新人ホスト・霧都(山本裕典)がやってくるところから物語が始まります。霧都がホストのイロハを学んでいく中、大阪・ミナミの人気クラブ「ビビッド」が歌舞伎町に移転してくるという事態が巻き起こり、ビビッドのNo.1に君臨していたのは、以前バニラを追い出されたホスト・影規(松下優也)。こうして東京vs大阪のバトルが幕を開けます。
この舞台の特徴は、何と言ってもホストクラブの指名制度と同様に出演者のランキングシステムが導入されている事。特設モバイルサイト“ホスモバ”への参加や、チケット・グッズを購入すると貰えるラブ(ポイント)での投票により、毎公演ごとにランキングが決定します。
No.1になったホストは、最後のレビュー部分で皆から賛美を浴び、特別な衣裳を身に纏ってセンターポジションでのパレードが行われるなど、まさに当日の主役!
さらに、2位以下のホストもその日の順列によって立ち位置が変わるなど、ユニークかつ残酷なマルチエンディングシステムになっています。
前日投票分までのランキングは“ホスモバ”で発表されますが、グッズを買ってのポイント投票は第一幕後の休憩終了5分前まで受け付けられるため、当日土壇場での大逆転も有り得るという、観客にとっても出演者にとってもハラハラドキドキの舞台『私のホストちゃん』。
操作は一切ないガチンコ勝負で、いずれの回も僅差の勝負が繰り広げられているとの事ですが、初日となった10月25日(金)夜の公演では、前日発表では3位に付けていた悠矢(上鶴徹)がNo.1の座を獲得。初のメインステージを務めました。
もちろん、この舞台の楽しみはランキングだけではなく、歌ありダンスあり笑いありのエンターテインメントに加え、観客参加型の演出で、あたかもホストクラブの店内に居るような舞台ならではの臨場感も味わえます。
さらに、各公演毎に最も多くのポイントを使ったお客様上位3人は“極太客”として、公演当日に指名ホストから秘密のスペースで1対1の接客を受けることが出来るという超豪華スペシャル特典や、公演後のアフタートーク、ハイタッチお見送り会など、ファンにとっては嬉しい、様々な“おもてなし”が用意されています。
今回、主役の新人ホスト・霧都を演じるのは、2枚目から3枚目と何でもこなし、ドラマに映画にと、今最も注目の若手俳優・山本裕典。そのライバルとなるホスト・影規には、舞台『黒執事』でセバスチャン・ミカエリス役を好演し、音楽・俳優と活躍の場を広げる松下優也。
そして、音楽ユニットaccessのボーカリストで幅広い声域を持ち、ミュージカルにも多数出演している貴水博之。ミュージシャンとして活躍しながらも、俳優、声優、ナレーター、テレビタレントと幅広い活動を行うダイアモンド☆ユカイ。元宝塚歌劇団星組トップスター香寿たつき。舞台、映画、ドラマで常に存在感あるバイプレーヤーの池谷のぶえ。といった豪華な顔ぶれが脇を固め、テレビドラマでバニラのホストを演じたキャストが同じ役で出演するのに加えて、舞台ならではの新たなホストが新規加入。総勢14人の個性的なメンバーが観客の指名・売上No.1を競い合います。
総合プロデュースは数々の人気バラティ番組の構成を手掛け、エッセイ、脚本、舞台の作・演出、ラジオパーソナリティ等様々なジャンルで活躍する放送作家、鈴木おさむ。
脚本・演出は、劇団「拙者ムニエル」を主宰し、脚本家、演出家、俳優として、ホップでナンセンスな笑いを武器に、幅広いジャンルでもマルチに活動する村上大樹。
この二人がタッグを組み、前代未聞のホスト(出演者)指名ランキングシステムを導入したマルチエンディングという新たなエンターテインメントを企画、テンポの良い脚本とセンスの良い笑いをちりばめながら、禁断のホストクラブをリアルに描き出しました。。
初日前日に行われた取材会見には、山本裕典・松下優也・貴水博之・ダイアモンド☆ユカイ・香寿たつきの5人が出席。
普段の公演とは、また一味違った緊張感の中、会見後半からはランキング上位3人のホストも参加して、熱いトークが繰り広げられました。
この会見のやりとりは、こちらのページに掲載していますので、どうぞお楽しみになって下さい。
また、11月2日(土)の公演はWOWOWでの生中継が予定されており、テレビとWEBが連動して、放送中にラブ(ポイント)をお気に入りのホストに貢ぐ事も出来るという視聴者参加の試みも行われます。
ホストのきらびやかで厳しい世界を面白おかしくドキュメンタリータッチで描き、舞台ならではの臨場感と新キャストを加えたオリジナルストーリーに加え、数々の仕掛けでホストの世界観を創り上げていく、舞台『私のホストちゃん』。
初日から予想を裏切る下剋上のランキング変動が繰り広げられるなど、まさにホストクラブさながらのホスト(キャスト)とお客様(ファン)が一丸となった熱いデッドヒートからは、千穐楽まで目が離せなくなりそうです。
舞台『私のホストちゃん』
公演情報
キャスト | 山本裕典、松下優也、吉村卓也、上鶴徹、久保田秀敏、松本寛也/ |
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五十嵐麻朝、平田裕一郎、塩川渉、鳥冠井孝介、長濱慎、向山毅、 | |
廣瀬智紀、町田宏器、SOILDEMO/貴水博之/ダイヤモンド☆ユカイ/ | |
オキャディー(甘王)、二瓶拓也、佐藤友祐/池谷のぶえ、香寿たつき |
スタッフ | 総合プロデュース: | 鈴木おさむ |
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脚本・演出: | 村上大樹 |
日程 | 2013年10月25日(金)〜11月4日(月・祝)![]() |
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会場 | 青山劇場 |
料金 | V.I.Pシート:15,000円 ゴージャスシート:8,500円 |
主催 | テレビ朝日、エイベックス・ライヴ・クリエイティブ、エイベックス・マネジメント、サンライズプロモーション東京 |
制作 | エイベックス・ライヴ・クリエイティブ |
問い合わせ先 | サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(10時〜18時) |