劇団Studio Life 音楽劇『夏の夜の夢』『十二夜』連続上演 キャストの関戸博一・松本慎也、特別インタビュー

 これまで少女漫画を始め、国内外の秀逸な文芸作品、ロンドン・フリンジで話題になった作品などを数多く上演し、耽美派と称されている「劇団スタジオライフ」。
2006年からは古典であるシェイクスピア作品の上演をスタートさせ、これまでに『夏の夜の夢』(2006・2008)『Romeo&Juliet』(2007)『十二夜』(2009)『じゃじゃ馬ならし』(2010)と4作品5回の公演を行ってきました。

 その上演は、シェイクスピア作品を単なる古典ではなく、どの時代、どの世代の人たちにも「人」と「人生」を描いた生きた作品として捉えられるように、「いつでもないいつか、どこでもないどこか」という状況を全ての作品に取り入れ、また『夏の夜の夢』『十二夜』『じゃじゃ馬ならし』の3作は音楽劇としてオリジナルの楽曲に乗せて上演するなど、脚本・演出の倉田淳の柔軟な切り口と、男優集団という強みを生かした独自の世界観で、新しいテイストのシェイクスピア劇として好評を博しています。

 そして2011年秋、これまで取り組んできたシェイクスピア作品の中から『夏の夜の夢』と『十二夜』を同時に上演。二作品を祝祭劇として同時上演することで、それぞれの作品の持つ個性を生かしながら、同一であって同一でないものとして、セリフと歌、俳優たちの持つエネルギーで、生きるパワーと喜びを強く感じられる舞台に創りあげます。

 また、初演時より取り組んできた積み木をモチーフにした舞台装置に変えて、今回は舞台美術・衣裳に日本を代表するグラフィックデザイナーであり、イラストレーターであり、 寺山修司の舞台、宣伝美術も手掛けた鬼才、宇野亜喜良氏を迎えて新たな仕掛けを施すほか、新しい楽曲も加えるなどさらにパワーアップ。シェイクスピアの作品の魅力と、幻想的なロマンティシズムをプラスした遊び心たっぷりの元気な音楽劇となります。

 今回、シアターフォーラムではこの公演のパンフレット写真撮影現場にお邪魔して取材をさせていただき、『十二夜』でヴァイオラ/シザーリオを演じる松本慎也さん、『夏の夜の夢』でライサンダーを演じる関戸博一さんに、揃ってお話をお聞きすることが出来ました。
同期ならではのお二人の気さくなやりとりや、作品に懸ける意気込みなど、楽しくも興味深いインタビューは テキストと動画で掲載致しましたので、どうぞご覧いただき、公演までの間を楽しみにしていただければと思います。

  インタビュー<テキスト>

 「解りやすく親しみやすいシェイクスピア」がテーマのスタジオライフ版シェイクスピア、『夏の夜の夢』と『十二夜』。
男優集団の特徴を最大限に活かしたキャストで、優雅に踊るドレスの下に秘められたパワーが炸裂するステージとなりそうです。


劇団Studio Life
音楽劇『夏の夜の夢』『十二夜』

 

公演情報
東京公演
日程 2011年10月22日(土)〜11月8日(火)
会場 紀伊國屋ホール
料金

一般 5,700円 club LIFE会員 5,300円
学生 Lifeシート 4,000円

問い合わせ先

スタジオライフ 03-3319-5645 (12:00〜18:00)




大阪公演
日程

2011年11月12日(土)〜11月13日(日)

会場 サンケイホールブリーゼ
料金

一般 5,700円 club LIFE会員 5,300円 学生 Lifeシート 4,000円

問い合わせ先

スタジオライフ 03-3319-5645 (12:00〜18:00)




韓国公演
日程

2011年11月18日(金)〜11月20日(日)

会場 同徳大学パフォーミングアーツセンター




新潟公演
日程

2011年12月3日(土)

会場 りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館・劇場
料金

一般 5,700円 club LIFE会員 5,300円 学生 Lifeシート 4,000円

問い合わせ先

スタジオライフ 03-3319-5645 (12:00〜18:00)


東京・かめあり公演
日程 2011年12月10.日(土)
会場 かめありリリオホール
料金

一般 5,300円 シンフォニークラブ会員 4,700円

問い合わせ先

スタジオライフ 03-3319-5645 (12:00〜18:00)

 

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