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その12

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お芝居の中といえども、ドラッグ・クィーンという女装のゲイの方が恋人という役を昨年から引き続き演じてらっしゃるわけじゃないですか。日本的に考えれば結構特殊な役だと思うんですけれど、そういう役を演じて、ご自身の恋愛観が変わったりしましたか? 人間は性別じゃないな、とか。
実際、私生活で年もとってくるじゃないですか。みんな同じように感じるんだと思うんだけど、ホントやっぱりそういう意味での手枷足枷みたいなのが取れていって最終的に人間愛みたいなところに行くとか、それって必要かな、自然な流れかな、と思うんですよ。
だから、みんなそういうふうな意味で年とともに自然になってくれば、人間の社会もいろんな情報がどんどんどんどん自由に行き来うになってね、ホモセクシャルに対するバッシングとか差別だとか、だんだんだんだん無くなってくると思う。
例えばこういう作品においても、ベントだとか、ホモセクシャルを扱った作品がやっぱりここまでフラットに、ストレートなセクシャル、ヘテロなセクシャルとホモセクシャルがね、レズ、ホモ、ストレート、と並べてストンと提出されるまでにきたんだなと。ますますこういった作品が増えるといいな、と思うんですけど。基本的に恋愛は自由だと思うんで。
あと一つ考えるのは、僕らが女の子を好きなように、女の子が普通男の子を好きになるように、ただセクシャルが反対なだけなんだ、と。たまたま男が好きになった男がいてもそれでも別にいいじゃない、というのは解るんだけど、女装している男の人が好きだというのは、これはまた複雑で、女の人の形が好きなのか男という中に入ってる性が好きなのか、これもすごい難しいですよね。もう一歩、いまだに僕はそれもよくわかんないんで、RENTに関してはあまりそこまで掘り下げないようにしてるんですけど、例えばコリンズが本当は男が好きか、女が好きかということよりも、エンジェルを愛したという事実の方を大事にしようと。そういうふうに考えると、女優さんが相手でも藤重くんが相手でも変わらないつもりで演じてはいますけど。

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