ミュージカル『アニー』2014年公演オーディション合格者発表 アニー役に國分亜沙妃・吉井乃歌


 1924年からアメリカで新聞連載がスタートした漫画「ザ・リトル・オーファン・アニー(小さい孤児アニー)」をもとに、1977年、ブロードウェイのアルヴィン劇場(現ニール・サイモン劇場)で誕生したミュージカル『アニー』。

日本公演は、1986年の初演以来、毎年行われる厳しいオーディションを勝ち抜いた子どもたちによって演じられ、昨年までで約153万人を動員。日本のミュージカルシーンを語る上で、欠くことの出来ないロングラン作品となっています。

このオーディションで選ばれるのは、ア二−、モリー、ケイト、テシー、ペパー、ジュライ、ダフィ、ストリートチャイルドが各2名ずつのダブルキャストで16名。そしてタップキッズが12名の合計28名。タイトルロールのアニー役は、過去28年間で54人が演じて来ました。(1986年〜1988年まで2年連続出演したア二−役が2名)

 29年目となる2014年公演のオーディションには、6歳〜15歳まで約9000名の応募があり、書類審査を通過した588名が11月16日から3日間かけての歌・ダンス・演技の実技審査に挑み、最終日の11月18日、2001年より演出を手掛けているジョエル・ビショップ氏立会いのもと、最終合格者が発表されました。

 今回、アニー役を射止めたのは、國分亜沙妃(こくぶ あさひ)さん、吉井乃歌(よしい ののか)さん、共に小学五年生のお二人。

國分亜沙妃(こくぶ あさひ)

  • 2010年 赤坂大歌舞伎『文七元結』(お豆)
  • 2011年 ミュージカル『葉っぱのフレディ 2011』(パティ)
  • 2012年 ミュージカル『アニー』(テシー)
  • 2013年 ミュージカル『葉っぱのフレディ』(フレディ)

吉井乃歌(よしい ののか)

  • 2009年 東宝『レ・ミゼラブル』(リトルコゼット・リトルエポニーヌ)
  • 2011年 梅田芸術劇場『MITSUKO〜愛は国境を越えて〜』(長男ハンス)
  • 2012年 東宝『王様と私』(イン・ヤオラック王女)
  • 2013年 劇団四季『サウンド・オブ・ミュージック』(ブリギッタ)

 「前向きで元気なアニーになりたい」という國分さん、「強くて可愛らしいアニーになりたい」という吉井さん。
これまでも数々の舞台を経験してきた実力派の二人が、それぞれのキャラクターを活かして創り出すアニーは、他の合格者と共に夢と希望のあふれる舞台を届けてくれそうです。

 2014年の『アニー』は4月26日(土)から東京・こどもの城 青山劇場で上演、夏には仙台・大阪・名古屋公演、他も予定されています。

 また、合格発表直後に行われたアニー役お二人へのインタビューを、こちらのページに記載しておりますので、どうぞお読みになってください。

     丸美屋食品ミュージカル『アニー』 アニー役(國分亜沙妃・吉井乃歌)インタビュー

 

 


  



 

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